オシゴト雑記

転職や面接、職場の人間関係など、思いつくまま書き記しています。

セクハラ

営業所で事務員をやっていたときのこと。年中無休、2人交代でのシフト。営業所なので、営業さんが外勤にでてしまえば1人になることもある。営業所は2階にあり、窓は大きいものの外からは見えない。

ある日のこと。

内勤業務をしていた人が1人いた。誰かがいるのは珍しいことでもないので、特に気にせず仕事をする。

その日は壁際で行う業務内容があり、残っていた人に対して背を向けて作業を行っていた。

すると、突然うしろから抱きついてきたのだ。

ビックリしたし、一瞬何が起きたかもわからなかったが、「止めてください!」とはっきり言うことができた。

幸いそのまま離れてくれたが、2人きりのままいるなんてできない。勤務時間内ではあったけれど、携帯電話表と自分の荷物を持って営業所を飛び出た。

そのまま自宅に帰る気にはなれず、個人の携帯番号を知られるのも嫌だったので、公衆電話を探しだし、そこから営業所長へ電話を入れた。

営業所長は、ちゃんと話を聞いてくれて、「今日はそのまま帰っても構わない。明日話そう。来れる?」と言ってくれた。

一緒に働いている事務員さんにも電話を入れた。状況を話すと驚いていたが、明日話すにあたってのアドバイスをくれた。

次の日、うしろから抱きついてきた人はいなかった。私が顔を合わせたくないだろうということで自宅待機になったらしい。本社から部長が来ていた。本人から話を聞いてセクハラしたことは確認したとのこと。

部長と営業所長に、アドバイスを元に話をした。

  • これから一緒に働けない。
  • その人を退職にしてほしい。
  • その人を退職にできないなら、こちらが退職するので慰謝料がほしい。(転職先が決まるまでの、ある程度の補償をしてほしい)

 

私としては退職になるものと思っていたのだけど、そうはならず、セクハラした人は他営業所に異動しただけだった。ただ、私と一切関わりないようにすることは約束してくれた。その日からセクハラした人には会っていないし、業務上関わることもなく済んでいる。

話しあいで許せないのは、部長が「抱きつかれただけだし」と言っていたこと。

営業所内では、むしろ皆が気を使ってくれるようになり、誰かと2人きりになる状況にならないようにしてくれた。もしも、1人の時に突然誰かが戻ってくるようなことがあれば、営業所長に電話を入れることにもなった。

それから半年が過ぎて、事務員に対して本社人事部の面談があった。最近、他営業所からもセクハラで困っているという相談があったため、各営業所を回り話を聞くことになったそうだ。

セクハラした人が同じ人かは教えてくれなかったけど、勝手に同じ人だと思っている。

面談はあったものの、特に本社指示で環境が変わることはなく、何のための面談だったのか。やっぱりセクハラが起きない環境作りも大事。「抱きつかれただけだし」なんて言ってるようでは終わりだよね。